【育児日記8】育児という押し引きの読み合い

育児日記
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お疲れ様です、manjiです卍

ここ数日間、ずっと実用性皆無なtierを考えてきたせいで僕の脳にブログ=クソtier作成の計算式が刷り込まれそうになっているが、まあ何とか生きてます。
大人がブルーライトとクソtierで身心が削られている一方、息子は以前よりも難儀な事になっている。

前回の日記にもある様に、発する言葉はそこそこ一丁前になってきたが、会話が成立する段階にはまだまだ至っていない。
それでも精神面は着々と育っている様で、以前にも増して好奇心が旺盛になり、芽生えてきた自我もより強いものになってきた。この言語能力と精神の発達のズレに今大きな悩まされているのである。

例えば、さっきまで一緒にご機嫌で遊んでいたところ、親のちょっとしたお節介せいで機嫌が急変してしまったとする。
この場合なんとか機嫌を良くしようと試みるが、そもそも会話は成立しないので相手の考えを読み取る事が出来ない。結果なぜ機嫌を損ねてしまったか分からないのである。

つまり、子どもの事が分かっているようで分かってあげられないのだ。
文章で表すと「そんなものか」と思われるかもしれない。新生児が泣く理由だって正確にはわからないものだ。だが実際は思うほど単純では無い。
子どもというのは大人の価値観では理解できないものに興味を持つもので、しょうもない原因で泣き出してしまうものの、その理由を見つけ出すことが非常に困難なのである。

水道りょうきん vs 無限手洗い地獄

最近、狂った様に繰り返してた手洗いを中断させた時にギャン泣きされてしまった事があった。

何度問いかけても耳をかそうとせず、手洗いを止めようとしないので、止むを得ず手洗い場から無理矢理引き離したのである。
よくよく考えてみれば水遊びをしたいだけだったのだろう。しかしそこまで分かってあげられなかったし、その時は水道代に気を取られていた。
子供としても、そもそも手洗いをする気なんてなかったのかもしれない。大人の都合だけで中断させられて、さぞかしショックだっただろう。だがそのショックだった理由を泣く以外で伝える事が出来ないのである。

子どもの行動の本質をそこまで裏読みしなければならないとは…。ポケモンの対人戦並みに読み合い並みに難しいわ。

そんな「子どもの行動心理」と「しつけ」について頭を抱えていた時、今の僕にピッタリな素晴らしい本に出会った。

育児本の解説が神過ぎた件

『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方(著者:竹内エリカ)』

上述した悩みを妻に相談したところ、この本を紹介してくれた(妻がすでに所持していた本である)。

この本の第1章に「何度言っても耳に入らない時は成長しているとき」という節がある。

そこでは

子どもが大人の言うことに耳を貸さないくらい夢中になっていることは、必ず成長に関係しています。

引用元:竹内エリカ(2012年)『男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方』(株)中経出版  98ページ

こう記されている。
さらには、息子に注意した水遊びの件とよく似た事例までも細かく記されていた。

これには僕も思わず膝を打つほどに素晴らしい学びを得られた。まさにこんな情報が欲しかった。

一見ただ遊んでいるように見えるが、実は大きく成長しようとしている段階でもあるそうだ。

本当に言うことが聞こえて無いのか?と心配に思っていたが、どうやら本当に聞こえてない様だ。でもそれくらい子どもは深く集中しているのである。

それならば、大人の都合だけで無理に止めさせてしまうのは酷というもの。もういっそ飽きるくらい気が済むまで遊んでもらい、存分に成長の糧にしてもらいたい所だ。そもそも手洗いにしたって、実際には何時間もやり続けるはずがない。もし毎日数分間やってたとしても、どうせ1ヶ月も経てばやらなくなる事だろ。
というわけで、とりあえずコミュニケーションがまともに取れるようになるまでは『好き放題やらせてみる』方針でいこうと思ったのであった。

今回はそれだけ!
以上、ありがとうございました!

Bitly

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