キングオージャーの手首を治療する(ギュッ)

工作
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※注意※
当記事で紹介する方法はメーカー非推奨のため閲覧及び加工は自己責任でお願いいたします。




お疲れ様です、manjiです。
突然ですが、↓これが何かわかりますか?

正解は

これの

ここ

で、破損するとこうなる。

こちらはバンダイの変形・合体玩具
「DXキングオージャー」

DXキングオージャーは現在放映中の特撮戦隊作品『王様戦隊キングオージャー』に登場する主役ロボで、その存在は作中において人々から神格化されるほどに重要なものとされている。
我が家の3歳児もキングオージャーを神格化している者の1人であり、買い与えられた「DXキングオージャー」をいつも夢中に弄り回している。

そんな折に壊れてしまったのがコレ。
右腕ばかりを過剰に酷使したばかりに起こった悲劇である。息子に罪はない。ただ3歳児にはあの繊細な玩具は早過ぎた。

ということで今回は
「DXキングオージャー」の破損した腕パーツを修理してみ

尚、以下の方法はメーカー非推奨な方法であり、部品の更なる破損や怪我等が起きた場合がございます。試される場合は自己責任でお願い致します。

手順

図の様に、折れて分割された手首(A)と抜け止め(B)を接合させていく(名称がわからないので抜け止めと呼称)

接合は(A)(B)それぞれに1㎜の穴を開け、100均で売ってる厚さ0.55㎜のステン針金を通して固定。ついでに接合面には接着剤を塗っておく。

手首(A)は十文字の柱になっているため斜めから中心に向かって穴を貫通させることにする。

抜け止め(B)は接合面に干渉しない位置に2箇所穴を貫通させ、(A)と(B)を縫い込む様に針金を通す。

接合面に接着剤を流し入れ、ラジオペンチを使い、パーツが割れない程度の力で針金を締め込む。後は接着剤が固まるミニルーター頃合いを見て、針金を適当な長さで切断すれば完成、の予定。

ちなみに穴あけには100均で購入した「ミニルーター3Vタイプ」と「ミニルーター用ドリル1.0㎜」を使用する。セットで880円(税込)だが、穴3つ開けるだけならホームセンターでピンバイスを買うより断然コスパが良い気がした。

加工開始

パーツを固定し手首(A)に穴を開ける。手で持つにはかなり不安定なので100均のバイスで固定した。穴あけ位置は接合面からある程度離した箇所に設定。

続いて抜け止め(B)の穴位置を決める。(A)の真横にくる様に、そして接合面の十文字に被らない様な位置に目印を付け、

目印を狙ってドリルを通す。

針金を適当な長さでカットして

パーツ同士を縫うように針金を通す。接合面に接着剤を塗り込み、針金をラジオペンチで締め込む。パーツがプラスチックなので締め過ぎて割ってしまわないよう程々で締め込もう。

接着剤が固まるタイミングを見て、余った針金をニッパーで切断(画像は短く切り過ぎた)。

組み付け

次は接合した右手をDXキングオージャーの腕に取り付ける。

精密ドライバーで前腕部中心にあるネジを緩め、前腕を開ける。抜け止めと手首が収まるように取り付け、

割った前腕部を元に戻す。

ネジを締めこみ、腕をDXキングオージャー本体に取り付ける。

武器を持たせて動作確認。
稼働に負荷は掛かってないし、動かしてみても折れる様子は無い。とりあえずブンドド遊びに耐えられるだろうという訳で、これにて工事完了です。

まとめ

今回は破損したDXキングオージャー右手首を修理してみた。

先に記した通り上記の方法はメーカー非推奨で自己責任な加工であることをご留意頂きたい。

以上、ありがとうございました。

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