Vtuber炎上騒動から学ぶ企業コンプライアンスの重要性

コラム
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お疲れ様です、manjiです卍

「歌い手さんとVtuberさんとの炎上」について取り扱った記事を投稿してから数日が経過したが、先日ついに互いが公式に声明を発表したことで一応の収束を迎えた。

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るしあさん所属のカバー側は「当該タレントによる契約違反行為・信用失墜行為のため契約解除」と発表。
対してまふまふさん側は「今後相手側とは一切関わらない旨とと今後の活動方針について」を発表した。

なんかもう行くところまで行った感じだ。

というかカバー所属タレントのコンプライアンス意識が低過ぎる・・・。

余りにもコンプラ意識が低すぎて、相対的に見てまふまふさんが誠実な人物に見えてきたくらいだ。

るしあさんが騒動前後に行ったとされる契約違反行為・信用失墜行為が事実だとしたら、解雇という判断は企業としては正当なのだと思う。

しかし本当にそうなのだろうか?

お互いの関係がどうなのか。当人の発言と会社側の発表がどこまでが真実なのか。
実際のところは定かでは無い。発表を額面通り受け取ればタレントの暴走とも取れる。

だが、あの取り乱した暴走っぷりを見るに、日頃から社内で何か受けていた可能性だってありえる。

↓騒動後の出来事

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しかしここまで騒動が拗れてしまった原因は事後対応の悪さにあるのだろう。
それは一例の流れと両名の発表を見ればよく分かる。

当事者とは一切関係無いが、この件を見ていて僕自身もどこか危機感を感じる部分はある。

もし自分が企業で事件を起こしてしまった場合、落ち着いて対応出来るのだろうか?
単独で行動した結果コンプラ違反してしまうのではないだろうか?
自分に置き換えて考えると少し怖く思えてくる。

そんな訳で今回は、いち企業に属する人間としてどうあるべきかを再認識する為『コンプライアンスの重要性』について色々調べてみました。

入社してから年数が浅い方やベテラン会社員の方も、この記事を見てもう一度コンプライアンスについて考えてみませんか?

コンプライアンスって何なの?

そもそもコンプライアンスとは『法令遵守』の意訳である。

企業コンプライアンスにおいては法令遵守だけではなく、企業としての社会的な倫理観や道徳観に基づき、規則を守り正しく業務を行うことを意味する。

すごく簡単に言うと「会社は法律を守っているか?」「お客様に嘘をついていないか?」ということになる。

会社という存在は、商品やサービスを提供するためだけではなく、地域住民や社会全体に向けて役立つ活動する「社会貢献」のための存在でもある。

それらの活動において、会社に対する人々からの信用、または世間から持たれる健全なイメージはとても大きな意味を持ってくる。

もし仮に反社会的な業務によって信用を失い、不健全なイメージを持たれる会社があったとして、あなたはそこから商品やサービスを得ようと思うだろうか。

絶対に関わりたくないと思うはずだ。

『桃李成蹊』という言葉がある。「徳の高い人の周りには自然と人が集まる」という意味だが、会社においても同様である。みんなから喜ばれる会社には自然と人が集まってくるものだ。

とは言っても会社はボランティアで行うのではなく営利目的の組織だ。
お金を稼ぐ事・売上の事を考えるのが悪だという意味では決して無い。
しかし、「社会のため」「お客様のため」という精神で正しく働くことで会社は人々から親しまれ、結果としてお金が着いてくるものなのだ。

 

以上がコンプライアンスの意味とその重要性である。

どうして違反するの?

コンプライアンスを意識し正しく働くことは、結果として会社を大きく出来るし、売り上げを伸ばすためにもなる。
なのになぜコンプライアンスが守れず不祥事が起こってしまうのか?
どうしてコンプライアンスに違反してしまうのだろうか。

そうしてしまう主な原因をざっと上げてみた。

  • 法令及び就業規則を知らない
  • 精神的に追い詰められている
  • 倫理観・道徳観の欠如
  • 助けを求めにく社内環境
  • 不安定な働き方の仕組み
  • 不正を行いやすい会社環境

こうしてざっと上げてみると、当人の「知識不足」「倫理観・道徳観」が関係していることが分かる。

しかし一方で、会社側の「社内環境」や「仕組みの未熟さ」も原因として大きい。

冒頭の騒動を例にし、上記の原因を当てはめてみる。

解雇理由として「契約違反行為・信用失墜行為」とあるが、当人が会社の規則を破り、倫理観を欠いた行動をしたことが原因かだと考えられる。

だが原因はそれだけなのだろうか?

先ず「第三者への情報漏洩」とあるが、どうして外部の人間を頼らないといけなかったのだろうか。

余程頼りなかったのか、それともタレント・事務所間の関係が悪かったのか。

もしこれらの理由で会社を頼ることが出来ず、単独で動くまでに追い込まれていたとすれば、日頃からサポートが不十分である会社側にも責任が有ることになる。

もしもタレントも事務所が良好な関係で、頼れる有能な会社だったならば、ここまでの騒動にはならなかったのかもしれない。

ただ今回の場合は恋愛関係の問題が絡んでくるため、普通の考えでは及ばないところがある。

 

このように炎上騒動を例にして考えてみても、コンプラ違反を引き起こす原因は1つだけでは無いことが分かる。

そもそも不正を働きやすい環境を作っていることにも問題があるだろう。
その隙をみつけて不正を行う者にだって問題がある。

しかし、法律や規則に則った「社員教育」と、問題が起きた時に助け合える「人との繋がり」を欠いた環境こそが、なによりもコンプラ違反をしてしまう原因なのではないだろうか

コンプラ違反をするとどうなる?

社員が何かしらの不正が発覚した場合どうなってしまうのか。

調べて見たところ会社が受ける処分としては、行政からの罰則や経営者の逮捕などがあり、どれも重く厳しいものばかりだ。

しかし罰を受けるだけならまだ良いかも知れない。
世間的に「不正を起こした会社」というイメージを持たれてしまい、その後の営業においても深刻なダメージを受けてしまう。こうなってしまうと、簡単にはクリーンなイメージに戻す事は出来ないだろう。

では不正を行った社員に対して会社側が下す処分や罰則はというと

厳重注意・謹慎・減給・解雇

などがあげられる。

最悪の場合「懲戒解雇」もありえるが、法令違法行為の程度によっては受けることになる「社会的処分」がまた変わってくる。
そして個人の場合も良く無いイメージが付いて回ってくる。
運よく減給や注意だけで済んだならまだ良いが、解雇されてしまうとなると次の再就職は中々に難しいことになるだろう。

もし一時の欲に目が眩みそうになった時は、発覚後のこれらのリスクをよく考え思い止まらなければならない。

ネット上で活動する者たちが遵守すべきものとは?

さて、これまで企業におけるコンプライアンスとコンプライアンス違反についてまとめてきた。
では冒頭でも取り上げた人たちのように、ネット上で活動する人たちが遵守すべきものとは何なのか?

ブログ運営やSNSを利用している僕も例外ではないため、この場を利用して考えていく事にする。

法令

例えば僕のようにブログを使った活動に関連する法律とは何だろうか。

調べてみた結果、特に守らなければならないと思った項目をまとめてみた。

守るべき法律
  • 著作権
  • プライバシー
  • 商品表示法

この中で特に気になるのが「著作権」だ。

これについては僕も気を付けているが、どこまでかセーフ・アウトなのか度々迷ってしまう法律だ。

僕の場合、他サイトの取り扱いは難しく思っており、文章の引用やサイトへのリンクに関しては毎回調べながら行なっている。(記事を書いてる現在もそう)

画像などのメディアにおいても、著作権関連でよくニュースなどで取り沙汰されるが、それだけ違反に対する罪は大きいということなのだろう。

倫理観・道徳観

倫理や道徳となると意味が広すぎるように思えるが、ようは「人として正しい道を歩んでいるか」という考え方だ。

しかしネットの海は広大である。
あらゆる人種・価値観・主義主張を持つ者が同時に繋がっており、その多様性は人の数だけ存在している。
また、匿名でやり取りが出来る性質上、不確実な情報の発信も容易に行うことが出来る。

そんなインターネット社会の中で生きていく為に「人として」必要な事とは何なのだろうか。
特に守るべき「正しい道」の考えを2つあげてみた。

守るべき考え
  • 相手を尊重する
  • 誠実である

ブログやSNSを使って情報発信をしている者として、「主張が偏り過ぎていないか」「正しい情報を発信出来ているか」という事は常に意識しなければならないと思う。

必ずしも公平でなければならない訳ではない。
例え強い思いを持って何か主張したとしても、別の考えを持つ誰かを傷つける事だって有り得る。

また、発信した内容に虚偽な情報が含まれていた場合も同様な事が言える。

これらの相手を考えず不誠実な発信は僕たち自身の信用を失っていくことに繋がっていき、やがて周りから人が離れていってしまうだろう。

そうなると僕のようなブログで活動する者にとって大きな痛手となってしまう。

コンプライアンスを守り良いインターネット生活を

炎上騒動の事例をキッカケにコンプライアンスについての認識を改めてみましたがいかがだったでしょうか?
普段会社勤めをしていてもそこまで意識していなかった事も、誰かが起こした不正による具体的な事例を見ると、どうしても危機感を感じてしまうものではないだろうか。
今回取り上げた事例はネット配信者によるものだったが、僕もSNSだけではなくブログで発信をする者として、今一度コンプライアンスについて意識しなければならないと思った。

この記事を見て頂いているネットユーザー様が、これからの発信内容や活動について思い直すための良いキッカケになればといいなと思います。

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※参考にさせて頂いたサイト

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以上、ありがとうございました!

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