先日購入した『スプラトゥーン3』のために「Nintendo Switch Online」に加入した。
Switchソフトを使ったネット対戦など、オンライン機能を利用するなら加入必須な本サービス。
費用は個人プランの年間契約で2,400円(月割 200円)利用可能となる。
所謂ゲームのサブスクサービスだ。
利用出来るサービスはオンラインプレイは勿論、セーブデータのクラウドバックアップ、加入者限定ゲームの利用、お得にソフトを購入出来るチケットの利用、そして「NintendoSwitchOnline」アプリの利用と、いずれのサービスもネット利用に重点が置かれている。
そんなオンラインサービスの中でも、一際存在感を持つオッさん歓喜の神サービスが存在する。
それが『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』
そして、『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』である。
こちらは、サービスダウンロード後、内包されたFC・SFCソフトの数々をオフラインでプレイ可能。
Joy-Conを使った2人プレイ、更にはフレンドとオンラインを通した2人プレイも可能となっている。
これにより、文字通り「場所を選ばず」歴代ゲームソフトを楽しむことが出来る。
そしてなんといっても、プレイ中の場面を過去の場面まで戻せる「巻き戻し」と、セーブポイントの有無に関わらずどこでも場面を保存出来る「どこでもセーブ」の2機能が非常にありがたい。コンテニュー回数の限られている場合の多いFCソフトは勿論、ワンミスによる影響がプレイ時間や効率に直結するゲームとはかなり相性が良い。
そんな「巻き戻し」だが、シミュレーションRPG(以下SRPG)である『ファイアーエムブレム』シリーズとの相性は抜群に良い。
※ ゲーム画像は『ファイアーエンブレム 聖戦の系譜』のプレイ画面
『ファイアーエムブレム』といえば、戦闘で撃破された自軍キャラは2度と生き返らないシステムを有する高難易度なゲームであり、1度の操作ミスが致命的な結果を招いてしまう場合がある。また、戦闘では命中や回避、クリティカルの発生が確率と乱数によって左右されるため、気を抜くと思わぬ状況に陥る場合もある。
そこで「巻き戻し」と「どこでもセーブ」である。
これさえ使えばゲームの進行も思うがままだ。
うっかり自軍キャラが倒されてもしまっても、致命的なミスをする手前まで巻き戻せばいい。攻撃が当たるか微妙な時は、別キャラの行動と巻き戻しを繰り返し、良い乱数を引き当てるまで粘れば良い。そもそも悪い結果をすべて無かった事に出来るから最強だ。
FCやSFCのようなレトロゲームはどのソフトも比較的難易度が高く、実機の入手手段を考えるとそもそもプレイするまでが難しい。そんなゲームの数々を手軽で簡単に、その上さらに遊びやすくプレイ出来る環境が、いまそこにある。当時SFCにのめり込んでいた少年時代からは考えられない。
せっかく年間契約で料金を支払ったのだから、これを機に十分に名作の楽しさを味わい尽くしたいところだ。
それと同時に「巻き戻し」のし過ぎには注意していきたい。巻き戻しを乱用した結果、元々あったゲームそのものも楽しさを壊してしまいかねない。ゲームのもつ雰囲気や緊張感を忘れないようにし、常にリスペクトの気持ちを持ってプレイに挑んでいきたいと思う。
それはそうと、倍速でゲームを進行させる「早送り」機能の実装はまだですか??
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