台風の備えと台風コロッケ【コラム】

コラム
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台風が近づくとなぜか無性にコロッケが恋しくなる。
こう思うのは僕だけではないだろう。僕と同じような古いネットユーザー層ならば尚の事だ。

先日17日辺りから日本で猛威を振るっている台風14号「ナンマドル」。太平洋側から発生した大型の台風は、沖縄を跨ぎつつ、19日には九州の西側を沿うようにして鹿児島から福岡を通過。予報によると、今後は日本海側に沿って日本を北上しながら、北海道の東側をかすめるようにして太平洋側へ抜けて行く見込みだ。

南は沖縄、北は北海道。今時「水曜どうでしょう」だってここまで大規模な日本縦断はやらないだろう。自粛ムードで県を跨ぐのもためらう国民だって居るというのに、これまた結構なことだ。

台風14号 あす過去最強クラスで九州へ 特別警報発表の可能性 暗くなる前に避難を(気象予報士 福冨 里香 2022年09月17日) - 日本気象協会 tenki.jp

災害が発生するとネット上では直ぐさまに防災対策の情報が流れてくる。これが本当に頼りになるし、とても助かる。
例えば、今回のような台風で強風が発生した時には、窓ガラスに養生テープを貼る正しい方法がSNSに流れる。大雨が発生した時には、浸水を最小限に抑えるための土嚢の正しい設置方法が流れる。いずれも知っていれば万が一の際に困ることのない。

身の危険が降りかかる恐れがある時、人はどうしようもなく不安に駆られてしまう。
そういう時に頼りになるのが情報である。

今回のような台風にしても、どの様な規模でどの経路を進むのかなど、予報を知っているだけでも安心感は変わってくる。今すぐに出来る対策、または災害時の立ち回り方を知っていれば、有事の際には心強い。
情報さえ持っていれば、何もしていないよりも幾分かは安心出来るだろう。

これらは日々行う仕事にも言えることだ。
重大なミスをしてしまった時。
難しいお客様との商談の時。
大事な会議でプレゼンする時。
あらゆる場面で不安を覚える瞬間が存在する。そんな時に持っていれば安心出来るのが情報だ。

理論武装という言葉がある。相手の批判や反論から自分の主義や立場を守るための理論を備えておくことだ。その理論を準備しようにも先ず相手の情報がなければ何も始まらない。

台風にしても仕事相手にしても、相手と対策を知ってるか否かで、腹積りに大きな差が出る。

とはいえ情報をなんでも鵜呑みにするのは逆に危ない。発信元がどんな人物なのか、信頼に足りえるか、適切に選択しなければならない。

言うまでもないが台風だからと言って軽い気持ちでコロッケを買いに出掛けてはならない。ましてや不用意に強風大雨で荒れる外へ出るなんて事は以ての外だ。
情報は自身の身を守るものである。しかし同時に自身の身を傷つける原因にもなりかねない。日頃から情報を正しく取捨選択出来るクセをつけておきたいところだ。

それはそれとして、昨日の夕飯のおかずがスーパーの惣菜コロッケだった事について、この場を借りて報告しておく。


以上、ありがとうございました。

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