春。
それは、出会いと別れの季節。
新学期を迎える学生たちにとっては、卒業式と入学式、そしてクラス替えなどの時期となる。企業においても同様に、入社式や社員の配置換えなど、職場環境の変化が起こる季節でもある。
そこには、新たなる環境へと飛び込む者もいれば、旅立って行く者もいる。その反面、彼らを受け入れ、見送る者も存在する。
風のように入り込み、そして去って行く姿は、さながら新しい季節を知らせる春風の様である。
そんな春の今日この頃。僕も環境の変化による別れを経験する事となった。
卒業
やめたわ、ポケモンユナイト。
いやぁ、前々からおかしいとは思ってたんだけど、ここ最近の対戦環境は本当にヒドイわ。
ユナイトは今「ファイアロー」一強の時代(当社比)。
甘えたプレイヤーには容赦なく「ブレイブバード」が飛んでくるほどに、レモータスタジアムは混沌を極めている。
これにはもう精神的にも限界を感じた。
そして、僕は固い決意を持ち、通算4度目のアンインストールへと踏み切ったのである。
ユナイトの持つ毒素と健康への影響
4回目のともなると「禁ユナイト」にも慣れたモノだ。
ユナイトを断つ事で引き起こされる苦痛とそして健康への影響を熟知している。
ポケモンユナイトは、一見して単調で飽きやすいゲームの様に思われる。
しかし、実際は編成・装備・戦略など、高度な戦略性を秘めており、非常に高い依存性を持ったゲームとなっている。
それ故に、一度プレイし始めると止め時が見つからない。寝る前の1戦のつもりが、気付けば10戦、そして20戦と止まらない。
しかし、それを乗り越えることによる健康への影響は計り知れない。
寝不足の解消がその1つだ。
寝る前のプレイが無くなったことにより自律神経乱れが整い、スッキリとした寝付きと寝覚を手にする事が出来た。
もう１つは自己肯定感の改善だ。
対戦の勝ち負け、レートや勝率の増減など、精神状態を左右する要因は尽きる事がない。人間の価値はゲームの勝ち負けで測れるようなモノではないの。
更には、精神が安定する事により性格が穏やかになる。
もちろん個人差はあるものの、対戦ゲームである性質上、対戦結果次第で精神が乱されてしまう場合があるからだ。繰り返すようだが、人間の価値はゲームの勝ち負けで測れるようなモノではない。
実際に「禁ユナイト」した感想
ポケモンユナイトを止める事で、如何に健康的な身体を取り戻すことが出来るか、お分かりいただけただろうか。
ここで「とある男（34歳・男性）」が体験した、禁ユナイトによる生活の変化を紹介させて頂く。
ユナイトを就寝前にプレイしていたせいで、毎晩深夜2時に就寝する日が続いていました。禁ユナイトによって、読書などの有意義な時間を増やすことが出来ました。今では日付が変わる前に就寝しています。
強いプレイヤーに勝てず勝率やレートが低下していくと、どんどん自分に自信が持てなくなって来ました。しかし、勝ち負けの場から距離を取る事で、自分自身を見直すキッカケが出来ました。自己肯定感を保てるようになれたので、禁ユナイトをして本当によかったです。
対戦で負けが続いてしまう事で攻撃的な性格になってしまい、ついつい物に怒りをぶつけてしまう時がありました。ユナイトから離れる事で、不必要に悔しい思いをすることが無くなりました。家族からも性格も穏やかになったと好評を得ています。
まさに良いこと尽くめである。
この記事を読んだユナイトプレイヤーは是非1度試してみて欲しい。きっと健康的な生活を取り戻す事ができ、充実した生活を送ることが出来るようになる。
多分身長も伸びて彼女も出来る事だろう。（知らんけど）
それでは皆さま、良きユナイト生活を
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