押さないで下さい!十分な広さのシェルターをご用意しております!どうか落ち着いて!
おや?お客さん、“ライセンス”をお持ちではないようですね?
ではシェルターに入る前にこちらの椅子へ座って下さい。
という訳で今日、あのMetaが放つジェネリックツイッターランド「Threads」へ入植してきた。
ツイッター壊れる
7月2日日曜日。僕が朝から祖母の家でしこたま飯を食いしこたま昼寝してる間にTwitterが大変なことになってそうな。
どうやらTwitterのAPI呼び出し回数制限とやらによってツイートの回数とか閲覧とかの回数に制限が掛かっているとの事。API制限?なんのこっちゃ?
と一瞬思ったがTwitter黎明期の10年前くらいにもにた制限があったような。そんで、制限だか規制を避けるためにサブアカウントを作る文化が生まれていた。そんな歴史を思い出した。要はその時と同じなのだろう。知らんけど。
僕はと言うと、当時も今も、制限を食らうほど利用したことがなかったものだから、今回の件が改悪だったのかどうかイマイチ実感が持てない。
だがツイ廃熱心なTwitterユーザーの皆様におかれましては只事ではなかったご様子。雰囲気的にはさながら「クロスボーン・バンガードに急襲されたフロンティアⅣ」のような状態で、ある人はシーブックのように避難所(類似SNS)を目指し、ある人はアーサーのように爆風に巻き込まれAPI制限を食らっていた。まさに戦々恐々の大混乱っぷりである。こうなると流石に僕もシーブックたちみたくコロニーから脱出しないと不味いような気がしてくる。
とまあ、そんなこんなで、一応もしものための避難場所(Twitterに似たSNS)を設けておくことにした訳だ。
避難所探しへ
Twitterに代わるSNSとして真っ先に思いつくのが「Misskey」だ。
Misskeyといえば、『みだれ髪』の著者で知られる与謝野晶子によるレターパック詐欺啓発活動で多くのツイッタラーに知られているだろう。そのイカれたスタンプ芸は現地民からのスクショ画像でよく拝見したものだ。
で、それらの便所の落書きっぷりが今のTwitterとよく似ていると僕は思う。
規制から逃れたフォロワーたちが集うならここだろうと思いMisskeyに向かってみると
なんと、招待コードがないと登録ができないとの事。
この避難所はどう詰めても1人も入れないらしい。
一応、プランBとして「マストドン」なるSNSに入植してみたが・・・。
この避難所、めちゃくちゃ重い。大丈夫?ここ人来る?
参った。このまま崩壊する世界と共に10年来のアカウントが散ってしまうのか・・・。
と、考えていた(そこまで深くは考えていない)ところ、何やら風向きが変わってきた。
「Threads」爆誕
ついに山が動いた。Metaが生み出した対Twitter決戦兵器「Threads」のサービスが開始である。
明らかにTwitterに似たこのサービス。本来なら7月6日23時の予定を朝に前倒しにしてローンチしたとか。今のTwitterの状況を意識したとしか思えない。本当のところは知らんけど。
このThreadsなるSNSがどんな奴なのか。仕事中Twitterで情報を漁ってみた限りだと
- Instagramのアカウント必須
- ホーム画面がフォロー外の人からの投稿で埋まる
- しかもほとんど英語か意識高い系の人ばかり
と、明らかに僕が住んでた世界と違う。
一応、僕はブログ更新報告用として運用していたけど運用に飽きて放置してたインスタアカウントを持っていた。ツイッターの民らしい名前とアイコンに整え、ゴチャついた投稿を整理。そしてThreadsの世界へ赴いた。
ということで使ってみた感じ、ツイッターの皮を被ったインスタグラムというのが正直な感想。UIとかもろインスタだし。
前情報の通り、英語の投稿や意識高い系の投稿がホーム画面から溢れ出てくる。なるほど。これはTwitterに慣れた体では耐えられないかも知れない。
この画面フォローが増えてくるとどうなるか。僕の推しイラストレーターさんがThreadsを始めたので早速フォローしてみると・・・。
一気にホーム画面がかわいいイラストまみれに!Twitterの「おすすめ」画面でよく見る光景だ!
しかも閲覧履歴だかいいねの傾向だかでパーソナライズされたのか、流れてくる投稿の多くが僕好みのものになってきた気がする。
なるほどThreadsはこういう感じか。大体わかった。とりあえず入植するならここしかないかもしれない。
今後のSNS事情
次の入植先候補も“一応”は見つかった。
なんか営利目的での利用ができないとされていたThreadsの規約も誤訳だったと分かり、情報収集ツールとしても問題無く使っていけそうだ。
これでもうTwitterから飛び立てる・・・・・・とはいかない。
当のTwitterは滅びていないし、僕自身制限を食らって不自由している訳でもないのだから、そもそも別のSNSに移住する理由もない。
今後、あの某オーナーさんがぶっ飛んだ改悪をしない限りはまだTwitterに居座っても良さそうだ。今は大人しく新サービス「Threads」の成長の様子とTwitterの動向を見守っていきたいと思う。
まあ、皆様ももしもの時のためにインスタのアカウントぐらい作っておいてはどうだろうか?
Threads, an Instagram app
Instagram, Inc.無料posted withアプリーチ
以上、ありがとうございました。
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