先日投稿した記事で触れていたアレがようやく手に入った。
ついにイカデビューしました。
以前から興味があった『スプラ』シリーズだが、某ゲーム実況者さんのプレイ動画に触発され、思い切って購入する運びとなった。
とりあえずランクを10まで上げたので、プレイした感想を初心者目線でまとめてみる。
非純正プロコン初接続
スプラの前に、まずコントローラの紹介から。
スプラ3のために適当に買った「Vikisda」制の非純正パット。
とりあえずこちらを使っていく。(純正プロコンは転売品しかなかったのでスルー)
初回はSwitchと有線接続が必須らしいので、USBケーブル(USB type-C to C)を使って認識。これで2回目以降は無線で接続できる。
ちなみに「Vikisda」のプロコンには充電用のUSBケーブル(type A tn C)は付属されているが、Switchと接続させるためのUSB type-C to Cのケーブルは付属されていない。Switchコントローラーと謳っておいてそれでいいのかと思うが、非純正のサードパーティ品なので仕方がない。
もし購入を検討している場合、別途ケーブルを購入する必要があるので注意頂きたい。
スプラ初心者による感想・操作
第一印象は「操作が難しい」これに尽きる。
キャラメイク後に始まったチュートリアルで基本的な操作方を習うが、
これがもう、とにかくジャイロ操作が難しい。
腕の脱力すると地面を向くし、力むと空を見る。もう、ちょっとの傾きで視点が上下左右にぐりぐり動いて三半規管がぶっ壊れそうになる。最近の任天堂のゲーム機は体感型の操作が多いと聞くが、まさかここまで繊細な動きを要求されるとは思わなかった。
一応右スティックで視点操作が出来はするが、上手くなるためにはジャイロ操作は必須らしい。いつまで続けるかまだ分からないが気長に慣れていきたい。
スプラ初心者による感想・キャラとUI
タコじゃねーか!
パッケージやプレイ動画で見た通り可愛くて”イカ“している。服装は基本的にストリート風やデザインが多いほか、現代的な物から個性的な物まで幅広い。街に立つキャラクターの仕草はどれも自然で可愛らしく、NPCを観察するだけでも楽しめそうだ。
そんなイカ(タコ)達が持つ武器もオシャレで可愛いらしい。しかも、元となった実在する生活用品の面影をどことなく残しているのも良い。特にジェットスイーパーなんかはマキタ味を感じる。
UI周りもよく作り込まれており、スプラ独特の世界観に合わせ、メニューデザインもキャラクター同様オシャレで”イカ“している。メニュー操作についても抜かりはなく、直感的な分かりやすさと快適さの両方を併せ持っている。これはキャラ操作に慣れが必要な分ありがたい。
スプラ初心者による感想・対戦
少し操作に慣れてきたのでレギュラーマッチをやってみたが
もう、とにかく楽しい。
プレイ動画で見る以上に爽快で気持ち良く、対戦で相手キャラを倒したとき、脳汁が半端ない。
まさかプレイし始めて数時間でこんな感覚を味わえるとは思っても見なかった。早くも人気作である理由の一端を垣間見た気がする。
ゲームとしてもよく出来ており、なんといっても「ナワバリバトル」の完成度は極めて高い。
特に、チーム制シューティングゲームとしての撃ち合いと、「3分間でどれだけ塗れるか」というシンプルルールの掛け算が素晴らしい。最近のシューティングゲームといえば「APEX」や「Fortnite」といったバトルロイヤル系のゲームがもっぱら主流となっており、どのゲームも負けた即終了で殺伐としている。
それに比べてスプラは極めてカジュアルだ。
ナワバリバトルの勝敗を「地面に塗ったインクの面積」で決定するルールとなっているため、他のシューティングゲームのようにキル・デスにこだわる必要がない。それにもし敵に負けても何度でも復活出来るし、そこまで重大なデスペナルティがある訳でもない。何人倒そうが、何度倒されようが、最後に塗ったインクの面積(ナワバリ)が広い方が勝ち。シンプルだけど奥深く、最後までどうなるかわからない。
僕が以前からプレイしていた『ポケモンユナイト』というゲームがある。(そもそもゲームジャンルが違うから比較になっていないけど)こちらもキャッチーなキャラを操作するチーム制ゲームではあるが、対戦でキルとデスによって与えるチームへの影響が天と地ほど違う。何度でも復帰できるものの、倒され続けると一方的にこちらが不利な状況に陥ってしまうため、見方チーム内であっても常に雰囲気は殺伐としている。実際、プレイしていた時の僕は、不快さのあまり精神を病みかけたりもした。
そんな経験もあってか、ご機嫌に遊べるスプラトゥーンはかなりの良ゲーに思えてしまう。
今のところ「レギュラーマッチ」しかやっていないので、もしかすると感想に偏りがあるかもしれない。今後「バンカラマッチ」をやった際には評価が変わるかも知れないが悪しからず。
総評
ジャイロ操作は難しいがずっと遊べるくらい快適で楽しい。
最初感じていた対抗感がウソのようにどハマりしてしまった。さすが天下の任天堂、ユーザーを受け入れる間口がどこよりも広い。
ただ問題があるとすれば、我が家の劣悪なSwitchプレイ環境だけだろう。
ジャイロ操作をマスターするのが先か、腰がぶっ壊れるのが先か。
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