投資家的選書で読みたい本を探してみた【自己肯定感を上げる OUTPUT読書術】

コラム
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お疲れ様です卍

ここ最近少しずつであるが当ブログの投稿記事のクオリティを上げるためちょこちょこと勉強をしている。最近だと文章表現とアウトプットのための本がそれに当たる。

前回の先月読んだ本の紹介で取り上げた通り、「読んだ本の要約と感想を記事にまとめる」という形でアウトプットしたことで、少しでも僕自身の血肉となったと思う。
コレこそが当ブログでやりたかったことだ。

しかし、コレだけだとなんか足りない気がする…。

僕自身、本の紹介を記事にする際には、ある程度の設定を持った人物に向けて語りかける様に書くことを(なるべく)心がけている。
その人に伝わる様に要約する事で、本の内容をより理解する事が出来て頭の中に残りやすいからである。

だがそれだと、記事という形で残ってはいるが、ほとんどは自分の脳内で解決しただけのように思えてくる。

例えばこう…お金や筋トレの本などの様に、書かれている内容を実際に行動する事で何らかの形として残るような「やってやった感」が欲しい…。

つまりは今回の場合、アウトプット(実践)が足りていないという事だと思う。

ということで今回は、アウトプットの質をより良くするために、
読んだ本の内容を実際にやってみる事にする。

実際にやってみる内容だが、実は最近悩んでいる事がある。

それは「本選び」である。

僕はよくAmazonの電子書籍を利用しているのだが、本を探すのにいつも手間取ってしまい、商品ページを眺めているとあっという間に時間が溶けていってしまう。ひどい時は、1週間の内の読書時間が全て本選びで終わってしまう。

これはどう考えても無駄な時間である。

そう思っていたところ、前回読んだ【自己肯定感を上げる OUTPUT読書術】(以降、アウトプット読書術)に面白い本選びの方法が書かれていた。

その名も『投資家的選書』である。

今回は、この『投資家的選書』を実践していく事で、僕自身が本当に読みたい本を探す事が出来るか検証するとともに、アウトプット読書術の内容をより理解したいきたいと思う。

選書の準備『投資家的選書』とは?

『投資家的選書』とは、アウトプット読書術において著者のアバタローさんが提案する2つの選書方法の1つである。

アバタロー
📘日本最大級のオンライン読書コミュニティ Book Community Liber ~本と仲間と出会...

かの有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、実際に投資を決定する際に心がけているルールを本選びに当てはめて考える方法だ。

著者が要約したそのルールによると

  • 自分が理解出来る内容であること
  • 信頼性が高いと判断できる根拠があること
  • 経年的に価値が下がりにくい内容であること

以上の3つが挙げられる。

実際に本を選ぶ際に上記のフィルターを通す事で、後悔の無い本選びをすることができるとの事だ。

確かに本を選ぶ時、ランキングや誰かの意見を参考にして選んでしまうことがあるものだ。
この場合、気に入った本を選べなかった時のショックは大きい。そしてオススメをした見えない誰かを恨んでしまうという悪循環が生まれる(これ僕だけじゃ無いはず)。
恨まれる人もそんな風に思われる筋合いはないと思うだろう。

しかし、上記3つのルールに沿って本を選ぶ事で、買った後も自分の判断のせいだと納得することが出来る。

以上3つのルールを踏まえ、実際に投資家的選書を行っていくそのための準備すべき3つのステップがある。

  • ステップ1:読むべき本の方向性の決定(①本心をリストアップ ②リストをグルーピング)
  • ステップ2:読むべき本のテーマの決定
  • ステップ3:読むべき本の予算の決定

つまり投資家的選書とは、自分自身の考えをリストアップする事で可視化し、本当に読みたい本(学びたいこと)を考える作業方法になります。

考えてみれば、僕がAmazonで本を選ぶ時って何も考えて無かったのかもしれない。

ステップ①方向性の決定

さて、ここからは実際に本選びのためのステップを踏んでいこう。

まずは『読むべき本の方向性』を決めていく。この方向性とは、所謂本のジャンルの事だと思ってもいいだろう。

方向性=ジャンルを決める前に「2つの作業」を行う必要がある。

方向性を決める2つの作業
  1. 本心(悩み・疑問・困りごとなど)を書き出す
  2. グルーピングをして方向性を導き出す

手順通り実践していく。

本心をリスト化

方向性を決めるのに当たり、「本によってどうなりたいか」または「本によって何を解決させたいか」といった、自分自身の本心を知る必要がある。

そういう訳で、現在抱えている悩みや疑問などを思いつく限り書き出してみた。

うーん、こんなに仕事嫌いだったっけ…?

リストに上げた本心をグループ化

やや偏った本心が多めになったが、リストアップした本心を、それぞれ似たジャンルに分けてグルーピングしていく。

ざっくりではあるが、僕自身が問題として抱えている要素が見えてきた。これこそが僕が読むべき本の方向性だったのだ。

ステップ②テーマの決定

『読むべき本のテーマ』を決めるため、前のステップによって導き出した方向性=ジャンルを参考に、その中から最も優先度の高いものを1つを選び出す作業を行う。

僕の場合、4つの方向性の中からどれを読むべきか優先順位を割り振ってみた。

  • Aグループ『働き方』 1位
  • Bグループ『転職・起業』1位
  • Cグループ『自己啓発』3位
  • Dグループ『お金』 4位

今回は、グルーピングした本心の数を参考にして順位付けをしてみた。
1位はどちらも同数だったため、とりあえず同列1位とした。

同じ1位である『働き方』と『転職・起業』だが、両方探すと選ぶ本の選択肢が増えすぎてしまうので、今回は『働き方』の本を探してみようと思う。

ステップ③予算の決定

読みたい本がボンヤリと見えてきたところで、今度は読みたいテーマに対していくらまでお金を払えるかを決めていくステップに入る。

株式投資に当てはめて考えると、投資したいセクターに対してどのくらい株を購入出来るか、といったところだろうか。

とは言ったものの、実はあまりお金を使いたくは無いのが正直な所だ。1冊1,000円〜1,500円だとしても、5冊買えば5,000円以上にもなってしまうもしこれだけのお金を株の配当金で稼ごうとするならば、約166,000円を3%で運用しないといけない事になる(違ってたらごめんなさい)。

このお金をどうするかの問題があるから、毎回本選びで二の足を踏んでしまう。
僕はアマゾンのKindle unlimitedに登録しているが、人気のある本や新書を選ぼうとすると大概が読み放題対象外になっている。できる事ならサブスク費用以上は払いたくないと思うのは普通の考えなのでは無いだろうか…?

だがそうは言ってもコレでは選書にならない。自分への投資、未来への投資と考えて予算を捻出することにする。

とりあえず、僕が読める本の数から考えて、大体の予算を算出してみる。

1冊1,000円は掛かるとして、『読書1ヶ月3冊』の目的から考えてとりあえず読める量を2〜3冊とする。

1,000円x3冊で予算を3,000円と設定する事にした。

選書準備完了!

準備すべき上記3つのステップが終わった。これでひとまずは本選びの時に読みたい本に迷わなくなったし、お金の心配もとりあえずは無くなった。

『読むべき本』をまとめると

僕の読むべき本
  • テーマ:『働き方』
  • 予算:3,000円以内(Kindle unlimited費用は除く)

あとは気になった本を前述した3つのルールをフィルターとして通すことで、後悔しない自分に合った本を探していく事が出来るはずだ。

実際に本を選んでみた

いよいよ実際に行動に移すことが出来る。ここまで準備が出来てるんだから、もう本を買ったも同然だろう。

いざAmazonホームページへ!

いつものやつ

テーマパークに来たみたいだぜ。

テンション上がるなぁ〜

ルールに沿った満足できる本選び

まずは検索機能やレコメンド機能を利用して本を漁りながら、気になった本を「ほしいものリスト」に追加していく。

この時、3つのルールの中の『信頼性が高いと判断できる根拠があること』を意識して選択してみた。
そのための判断材料として欠かせないものがユーザー評価である

アマゾンには、ユーザーが購入した商品に対して、満足出来たかどうかの度合いを1〜5の星で評価出来る機能がある。
その評価は、評価したユーザーが多いほど正確な評価になって行き、星の数と評価人数が多いほど信頼出来る商品である事が判断出来る。
皆さまも星の数を参考にされているのではないでしょうか?

そしてもう1つ信頼性を測る要素として、著者の名前を確認することは欠かせない。どんな人物か?今までにどんな本を書いてきたか?そのジャンルで有名なのか?
ユーザー評価と並び、分かりやすい判断材料となってくる。

ここで更に、本をほしいものリストへ入れる前に内容を確認しておく。

アマゾンの電子書籍商品ページには、本の最初の数ページだけ読むことの出来る「試し読み機能」がある。

ほとんどの場合は序文と目次までで、本によっては第1章の触りまで読む事が出来る。

これならば『自分が理解出来る内容であること』という条件を十分に満たすことが出来るだろう。

僕にとっても最初の数ページを読めるだけでも、どんな本かを判断するための材料としてはとてもありがたい。どうせ読むなら理解しやすい方がいいし、少しでも考え方の合う著者の本を選びたいからだ。

絞り込んでみら思ったよりミーハーだった件

Amazonの持つ機能を活用するなどし、なんとか読みたいと思える本を絞り込む事が出来た。
画像はそのリストの中身になる。

なんかミーハーな本ばかりになっちゃった…

いや、僕自身そんな意図で選んだ気は無かったんよ。信頼性が高そうなのと理解しやすそうな本を選んでたらこうなったんじゃ…。

ともあれ一見してミーハーそうに見えても中身はちゃんとした本なんだろうし、ちゃんと実績を積んで確立した地位の人達だ。自分の直感を信じよう。

とりあえずは選び出した本から、予算の範囲内で必要な数を決めて購入していく事にする。このリストでいうと買えても多くても3冊が限界で、組み合わせによっては2冊だけになってしまう。

うーんこれは迷ってしまう。正直どれも読んでみたい気がするが、今回はしっかりと考えて選んだ決めた本な訳だし、最後まで妥協せず選び抜きたい。

ここでもう1度選書のルールを思い出し、4冊の中から更に絞り込んで行く。

発刊時期を確認して情報が古過ぎないか、より自分が理解出来そうな本はどれであるか、読んだ後に最も問題解決出来そうな本はどれか等、色んな角度から比べてみる。

その結果、なんとか「コレだ!」と思える2冊を選ぶ事が出来た。

いやぁここまで長かった…。2冊に絞り込むまでに準備から3日は掛かった…。

思ったよりも時間が掛かってしまったが、これでなんとか作業を終えることが出来る。明日から本格的に読書の開始だ。きっと満足出来る2冊なことだろう。

そう考えながら商品ページで購入ボタンを押そうとするが

お、押せない……!
手が震える…!ここまで来てまた価格でヒヨってしまった…!
そしていざ買おうとすると、自分の判断が間違っていないか不安になって来る…!そういえばひろゆきの本も面白そうな事がいっぱい書いてそうだし、ホリエモンの本もいつもタイトルのインパクトがデカイから気になっていたし…!

悪い癖がまた出てしまった。これじゃあ埒があかない。
こういう時は一晩寝かせてゆっくり考えてみるのに限る。冷静になった脳みそでもう1度考え直そう。

そして遂に購入へ

1日経って冷静になり、ぐちゃぐちゃだった考えをまとめる事が出来た。

よく考えてみれば慌てて選んだところでそのあと選択に後悔してしまっては元も子もない。

やはり最終的には自分の直感を信じて選択してみることにした。ここまでやれば自分でも納得できるはずだ。

そして遂に購入しました。これが僕が「本当に読みたかった本」です。

Kindleライブラリ内

実践してみた感想「自分の本心って中々見えてこない」

やり切った…!ここまで本当に長かった…。
まさか購入するまでに4日も掛かってしまうとは思わなかった(準備2日・選書1日・購入1日)。

僕が本格的に読書をする様になってから1年も経っていないから分からないが、一般的に本選びに掛かる時間はこんなものなんだろうか?

1番手こずったのが、準備のための3ステップの作業だ。
自分の思っている事を素直に書き出すのは思っていたよりも難しい作業だった。ノートを広げてずっとうんうん唸っていたのを覚えている。おかげさまでいい本と出会うことが出来たし、自分自身を見つめ直すキッカケにもなった。
しかしそれにしても時間が掛かった…!

何はともあれ、じっくり時間をかけて選ぶ事が出来たので非常に満足している。

2冊ともまだ読み切れていないが、どちらも期待していた通りの本だった。特にヒロシさんの本に関しては、僕の考えと現代の流行りによくマッチしていてスラスラ読めてしまう。
まさに「こんな本を探していた!」といったところだろう。

今回実践した『投資家的選書』だが、アウトプット読書術を読んでいた時は「お、使えそうじゃん」という程度で止まっていたが、いざ実際に試してみると書かれている以上に有効な方法という事がわかる。

これは恐らくどの本を読んでも同じなのかも知れない。いつも読んでいる本にしても、読むだけで学べている気になっているかもしれないが、行動に移さなければ本当の意味では学べている事にはならないのだろう。

今後も今回の様に本で学んだことを積極的に実践して記事にまとめて行こうと思います。
僕が実践した内容が誰かの参考になれば嬉しいし、参考にした本が気に入って頂ければ何よりです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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以上。

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