先日9月1日に公開されたばかりの映画『ブレット・トレイン』を観てきた。
あらすじ
とにかく運の悪い殺し屋・レディバグは、とあるブリーフケースを盗む任務のため、東京発の高速列車“ゆかり号”へと乗り込む。しかし、列車内にいる殺し屋は彼だけではなかった。
回収して下車するだけの簡単な仕事のはずが、殺し屋たちのいざこざに巻き込まれ列車か下りられない。列車はそのまま終着の京都へと駆け抜けて行くのであった。
次第にあきらかになる殺し屋たちの因果関係。彼らを列車に集めた黒幕は誰なのか。そして目的は何なのか・・・
感想:「最高だった」
この一言に尽きる。
海外から見た偏った日本感。原作無視の海外俳優によるキャスト。ネオンの眩しい列車内。ノリとテンポの良さ。伊坂作品らしさ全開のストーリーとキャラ同士の交わりなど・・・。
言いたいことたくさんある。
しかし、そんな月並みな感想よりも、『きかんしゃトーマス』の存在が僕の心を離さない。
作中で『トーマス』は、登場キャラである殺し屋・レモンが崇拝している作品となっており、彼にとって『トーマス』は人生の指針であり、人生の哲学である。また、出会った人物を『トーマス』のキャラクターを引用して分析するといった筋金入りのトーマス狂いな面も持つ。
この、余りにもしつこいトーマス押しが僕のツボに入ってしまった。観終わった後、息子の着るトーマス柄のインナーを見るだけで思わず笑ってしまうほどツボに入っている。
しかし、恥ずかしながら僕はトーマスのキャラをよくわかっていない。たまにアマプラで息子と視聴したりはするが、まだ1シーズン目の途中までしか観ていない。ゴードンが力もちで偉そうなことや、ヘンリーが綺麗好きなサイヤ人の王子なのは知っている。けれどディーゼルって誰・・・?そんな機関車居たっけ・・・・・・?
ということで今回は、観了した『ブレット・トレイン』はそっちのけで、『きかんしゃトーマス』に登場する機関車たちについて調べてみた。
僕の様な『ブレット・トレイン』観了後、トーマスに心奪われた人も一緒に勉強しましょう。
トーマスの主要キャラクター8選
トーマスのキャラクターを調べるに当たり、最も参考になる資料は何か。それはもちろん作品本編であるだろう。
しかし、トーマスのテレビシリーズは現在放送中のシーズン25まで続いているのに加え、長編シリーズが10作以上も作られている。とてもではないが、今から全作品を追っかけている時間を作れない。
なので今回はこの様な文献を用意してきた。
『きかんしゃトーマス キャラクターコレクション ともだちだいしゅうごう(ポプラ社)』
息子の本棚から拝借してきた。こちらの紹介文と公式HPの情報、そして、過去に見たテレビシリーズの記憶を頼りに紹介させてもらう。
トーマス
- 青い機関車
- 車体番号1番
- 今作の主人公で仲間思い
- 小さいけど頑張り屋で働きもの
- 「客車を忘れたトーマスくん」
パーシー
- 緑の小型機関車
- 車体番号6番
- トーマスとは親友
- 悪戯好きでお調子者な性格
- よく冗談を言う
ゴードン
- 青い大型機関車
- 車台番号4番
- 急行列車を引ける自身の力と大きさに自信を持っている
- 主に急行列車を引いている
- 車体が小さく非力なトーマスやパーシーを見下している。
エドワード
- 青い機関車
- 車台番号2番
- 機関車の中でも珍しく温和で優しい性格
- トップハム・ハット卿や仲間からの信頼が厚い
- 素人はトーマスとの見た目の判別が困難
ジェームス
- 赤い大きな機関車
- 機体番号5番
- ナルシストな性格でマウントを取りたがる
- ゴードンと同じく小さな機関車を下に見ている
- 乱暴な貨車に押され脱線した過去を持つ(因果応報)
ヘンリー
- 緑の機関車
- 車台番号3番
- 森と動物を愛するがわがままなで潔癖症
- 汚れるのを嫌うあまりトンネル内から動かなくなる
- →トンネルの入り口を封鎖され動けなくなる
エミリー
- 深い緑色の女性機関車
- 原作未登場のオリジナル機関車
- 2つの大きな動輪が特徴
- 客車と貨車の両方を引ける
- 気立てがよくしっかり者なお姉さん
ディーゼル
- 黒いディーゼル機関車
- 蒸気機関車たちを敵視している
- よく揉め事を起こす
- 嘘つきな性格で他人を騙すのが得意
- 「いじわるディーゼル」
登場機関車の数はまだこんなものではないが、とりあえず紹介はこれぐらいにしておこう。
最近のトーマスは性格や国籍の異なる機関車が数多く登場しており、素人の僕ではとてもではないが紹介しきれる自信がない。
ただ、『トーマス』がなぜ人生の哲学となったか、なんとなく分かった気がする。
なるほど、確かにこれほどクセの強いキャラクターが何体も居れば、人生の教えを得る事だって十分にできるだろう。
人生の指標や教養なんてものは、案外すぐ近くに転がってるのかもしれない。
『ブレット・トレイン』と『きかんしゃトーマス』からひとつ大切なことを学べた気がする。
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