勝ち組携帯ゲームハード『Switch Lite』を手にする

コラム
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先日、誕生日を迎えたことにより34歳となった。

誕生日という日は不思議なもので、その日は1日中、なぜか高揚した気分になってしまう。
当日は自宅で慎ましく過ごしたものの、プレゼントやケーキなどを準備してくれた妻のお心遣いもあり、記憶に残る素晴らしい1日を過ごすことができた。

そんな楽しかった誕生日から遡ること数日前、唐突に実家の兄から奇妙なLINEが飛んできた。

えぇーっ!?これはつまりアレかい?Switch Liteをくれるってことなのかい??(マ◯オ)

余りにも突然な上、直球ど真ん中なシンプル過ぎるメッセージであったため、受け取って直ぐは理解できず動揺してしまった。
いくら実の兄であっても、この申し出は気前が良過ぎて逆に申し訳ない。
それに連絡を受けた日もよくない。4月1日といえば「その日ついた嘘は全て合法」でお馴染みエイプリルフールである。日付が日付なだけに「四月馬鹿乙でした」と言われるオチが脳裏に浮かぶ。
もはや申し出自体がフェイクである可能性が濃厚となってきた。

しかし、「いる?」と聞かれたらな「いる!」と答えるのが僕という人間。
性分的に断ることが出来ない。もし仮に釣りだったとしても、兄に「上手く騙せた」という満足感を与えることが出来る。
我ながら兄弟思いである。
LINEを読んでから約1分程の熟考の末、申し出に対して「欲しい」という3文字を持って答えた。

それからいくつか会話を続けてみたところ、「以前よりも入手し易くなったことだし、安価なSwitch Liteでよければ誕生日に送りたい」という考えによる申し出であることが分かった。どうやらマジだったようだ。
どうやら兄弟思いなのは兄の方だった。

ということで、『Switch Lite』を頂いた。

実物を手に持ってみると薄さ・軽さ・画面の綺麗さに驚きを隠せない。とりわけ画面の綺麗さにおいては、今までの任天堂携帯機の比にならないレベルに仕上がっている。
正直、現行のゲームハードがこんなにも良質な物だったとは思わなかった。

今回、贈り物という形でSwitchを手に入れてしまったが、今まで全く欲しく無かったという訳ではない。買わなかった(買えなかった)のには理由がある。

実は2年ほど前のこと、本気でSwitchの購入を考えていた時期があった。
しかし、当時のSwitchは信じられない程に入手困難であったため、通販サイトはおろか近所の量販店ですら購入することが出来なかった。
原因はフリマサイト等での高額転売や製造材料の不足などで、これら様々な要因によって購入を諦めざるを得なくなった。
この時、僕は完全に拗ねてしまい、もうどうあってもSwitchは買ってやらないと心に誓ったのである。どれだけ面白そうなソフトが出ても、何としてでも同意したくない「逆張りの構え」を取っていた。

そんなこんなで長い月日が過ぎ、プレゼントという形ではあるが、ようやく念願のSwitchをお出迎え出来た。
その感動も一塩だと思いきや、実はそれほどでもない。むしろ時間が経ち過ぎて完全にモチベーションが消失してしまった。
とりあえず、ファミコンやスーファミのアーカイブでもプレイしてみようと思ったが、そのためには専用サブスクへの契約が必要となっている。ソフトにしたってどれも6,000円を超える高額な物ばかりだ。
とりあえず『ポケモンユナイト』をSwitch版をプレイしてみたが、スティック・ボタン操作が余りにも難しいため、結局iPadでのプレイに戻ってしまう。
以上の理由により、せっかく貰ったにも関わらず完全に持て余している状態である。このままではSwitchが余りにも勿体無い。

右スティックによるエイムが少ないため、まだ比較的操作出来た新ポケのマリルリくん

まとめ

さて、兄からの気遣いによって2年越しにようやく手に入れたSwitch(Liteだけど)だが、完全に持て余している。しかし、折角頂いた最新ゲームハード。どうにか活用したい。
兄からの善意を無駄にしないためにも、任天堂からの最新情報には注目していきたいところだ。

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以上、お疲れ様でした。

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