30代の僕が改めて「成人の日」と「大人」について考える話

コラム
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お疲れ様です卍

先日の1月10日は成人の日ということで、日曜日と祝日合わせてた2連休を満喫することができた。

5日の仕事始め直後の連休だといこともあり、正月休みが少し伸びたようお得感がある。
正月のだらけ切った体に祝日が染みる…。

まあそうはいってもウイルス大流行のこんなご時世である。家族で食料品の買いにスーパーへ行ったり、往復1時間かけてベビーカーを押し公園へ散歩したりと平凡な休日を過ごした。

なんだいつもの日曜日じゃなか…(呆れ)

そんな成人の日。新たに成人を迎えた若者達にとっては、僕のようなダラけた会社員なんかよりも重大で価値のある1日であったであろう。

今回はそんな成人たちの様子を見ることで、改めて「大人とは何なのか」について考えてみた。

成人=大人でなかった

成人の日。
新成人にとってその日に行われる一大イベントこそが「成人式」である。
晴れて大人の仲間入りをした彼らのための大事な儀式でもあり、地元の仲間たちと共に祝い合う楽しいイベントでもある。

華やかに着飾った振袖姿の新成人女子達や、ド派手に仕上げた髪型と紋付袴の男子達。そして暴走する新成人たちのニュースで眺めるのは、もはや毎年の通例行事となっている。

成人式は僕にとって遥か昔に通り過ぎたイベントだ。しかし彼らの煌びやかな姿を見ていると、かつての自分を懐かしく思ってまうものだ。

20歳の僕は完全に浮かれていて、成人式後に同級生たちと寄ったお店で、迷惑も事も考えずに酒を飲み明かしていた。
自分の事しか見えてなく、責任感のカケラも無かったのだろう。

流石に今はそんな飲み方もしないし、少しは相手のことを考えられているつもりだ。

あの時は成人になれば大人の仲間入りが出来ると思っていたが、思い返してみれば僕の根っこの所は今も昔もあの時と変わっていない。
知識や経験の量が増えたのは確かだが、それでも未だに理想としていた「責任感のある立派な大人」にはなりきれていない気がする。

成人という名札は大人へのパスポートにはならなかった。

それでもせめて息子の前では大人であろうと思い、父親という高下駄を履き少しでも理想の大人であろうと背伸びをして振る舞ってはいる。
よく妻からは「友達同士」なんて言われてるくらいだから、周りからは無理してるのを見透かされているかもしれない。

親からすれば子供は子供

話は変わるが先日、義理の弟が結婚をした。

なぜ「した。」という過去形だったかというと、この報告がそもそも事後報告だったからである。
何も知らなかった妻も含めてとても驚いたものだ。

しかし親も含めて身内全方位に事後報告だった事にはもっと驚いた。
相手方のご家族は義弟を快く受け入れてくれたそうだが、義実家側は気が気ではく、もう驚きを通り越して呆れているご様子だった。

僕は立場的に少し遠い所から見ていることになるので、結婚の報告は素直に嬉しかったし、喜ばしい事だと思う。
しかし、両親の立場になって考えると穏やかではないだろう。

僕が結婚する時は、祖母の助言を素直に聞いたこともあり、挨拶から顔合わせに結納まで済ませ、何も言うことの無いように出来たと思う。
最初は面倒だと思っていたけど、後で問題にならずに済んで本当に良かった。
そもそも考えてみればやって当然のことだ。せっかく長い付き合いになる人たちなんだからギスギスしたくはない。それに万が一粗相をしたことでこちらの一族が不利になってしまっては不味いはずだ。
今回の件で改めてそう思ったし、僕が親なら取り乱しても仕方ないだろう。

まあ何が言いたいかと言うと

結局のところ、人間は20歳になろうが30歳になろうが心の根っこは子供のままだという事だ。

いくら歳を取ろうが、どれだけ賢くなって口が回るようになろうが、心の根底にある考え方が変わらない限りはいつまで経っても子供なのである。
子供というのはなんでも出来ると思い込み行動し、結局親や周りに迷惑をかけてしまうものだ。

責任を持つこと・相手を思うことの意味を理解出来てこそ真の大人なんだと思う。

親にとって子供はいつまでも子供だし、死ぬまで手をかけてあげなければならない。これこそ親の務めでもあり、大人の責任でもある。
もし息子が周りに黙って結婚していたとしても、義夫婦と同じ反応をしているかもしれない。しかし最後はしっかりケツ持ちしてあげているとは思う。なんせ家族だから。

義弟には今後色々頑張ってくれとしか言えないが、幸せな家庭を築いていって欲しいと切に願う。

まとめ

そんなこんなで全体的にとりとめのない内容であるが、大人について考えたことをまとめてみた。
成人の日と義弟の結婚が被った事もあり、自分の中の「大人」について深く考えられたと思う。
最後まで内容が薄くて申し訳ない。

  

最後に成人の話からは逸れてしまうが、これから結婚を考えてる人たちにこれだけは言っておきたい。

結婚は自分達だけで終わるものではない。お互いの両親と祖父母、親戚等々を巻き込んでいる事を忘れてなならない。

  

以上

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