スマートオートクッカーでスマートに調理をしてみた【SmartAutoCooker AX-C1BN】

オススメ

ある日のこと、Amazonでギフトラッピングされたであろうデカい袋が家に届いた。
最近は電子書籍しか買った覚えがなかったので妻に確認した所、どうやら義弟からの贈り物だった様だ。
開けてみたところ…

デカァァァァァいッ説明不要‼︎

大体直径40cm‼︎高さ20cm‼︎
AINX・スマートオートクッカー『AX-C1BN』だ‼︎

まあ、おおよそのサイズと名前しか説明出来ないんですがね。買ったの僕じゃないし。

ホームページで調べてみた所、こいつ1台であらゆる炒め物・煮物・蒸し物のほか、カレー・パスタ・デザート等々が自動で作れるとの事だ。
「いやいや、自動は言い過ぎやろ。解散解散。」そう思ったがどうやらマジなようで、鍋の中にカットした具材(流石にそこは自動じゃなかった)と調味料、そして水や油をぶち込むだけで勝手に調理されるらしい。

……本当に?

これが本当だとしたら凄いマシンだと思う。2歳直前の息子の面倒をみながらの料理がますます難しくなってきたところだ。これがあれば料理の時短にもなるし負担も軽減出来るじゃないか。
が、やっぱりまだ信用できない…。炒め物にしても置いておくだけで作れるのか疑わしいものだが、人間様を超えた料理が作れるってのか?煮物なんてどうせ具材ガチガチのままでしょ。
先日34歳を迎えたことで、今まで以上に硬くなった僕の脳では、商品HPの売り文句を信用することが出来なかった。

という事で実際に使ってみて、マシンの作った飯が食えるものなのか評価してみた。

スマート超決戦 機械vs僕〈パスタ編〉

という事で、スマートオートクッカーのパスタモードを使ってナポリタンを作ってみる。

この商品、ご丁寧いなことに専用のレシピ冊子が付属しており、今回のナポリタンはコチラを参考にさせてもらった。メーカー側からの厚いお心遣いを感じる。(評価+3000点)

レシピの中でもとりわけ工程の少ない部類に入るナポリタン。言ってしまえば「順番に具材を入れてスイッチを入れるだけ」という、料理をしなくなって久しい僕には大変嬉しい調理方法である。
とりあえず必要材料である玉ねぎ・ソーセージをカット、パスタを折り、調味料・水をレシピの順番にぶち込んでいく。

具材→パスタ→調味料→水の投入

絵面が既に怪しい…。せめて茹でたパスタを使って調理するなら分かるのだが、茹でる前のパスタと水を調味料・具材と一緒に調理するなんて可能なのだろうか?(しかもパスタが水から浮いてるし)
ま、まあ「パスタモード」とかいう独自機能を使うんだから多分大丈夫なんだろう。蓋の反対側に装着されている「かき混ぜウイング」がいい感じに働くはずだ…。(というかそう思わないと勿体無くて具材を投入出来ない)

一抹の不安を残しつつも、パスタモードにセットし自動調理を開始。(ここで蓋のタイマーに12分と表示され不安の種が更に1つ増えた。)

自動調理が始まり、余熱をしているせいか料理らしい動きを見せないので、スマホを見ながら待機する事に。

しばらくするとタイマーがスタート。なんか中でかき混ぜてる様だけど大丈夫?蓋を開けて確認したい欲をぐっと堪え、再び放置する事に。なんかずっと放置してない?

そうこうしている内に12分経過、音で完了を知らせてくれた。さて、本当にナポリタンが出来ているのか。脳裏に浮かぶのは「水分でベチャベチャになったナポリタンもどき」なのだが、はたしてどうだ…?

『ナポリタン』じゃん…。どう見ても…。

いや、全然ベチャベチャじゃない!何なら若干焦げ目もあって普通に美味そうだが!?

ケチャップやコンソメがいい感じにパスタに絡んでいて、もうどこからどう見ても『ナポリタン』である。
味も悪くない、というか普通に美味い!そして若干の硬さを感じる食感。
これは…アルデンテ!?

すいません、自分サレンダーいいスか?

スマート試合結果 ◯機械vs僕×

完全敗北でした。

というか料理の知識・経験が大したある訳でもない僕が戦いを挑んでしまったのか。今にして思えば謎である。
まず、過去に自分で作ったナポリタンより見た目・味が優れている。
しかも調子時間も実際30分も掛かっていない(ほとんどスマホ見てたから測っていない)。そもそも全自動なため疲れてない。
つまり、味・質・時間・労力の全てにおいて機械に負けていたのだ。台所でシンギュラリティが起きた瞬間である。

スマートな感想

いやぁ、令和の家電ってすげぇや。
正直ここまで評価がひっくり返るとは思わなかった。味か見た目で粗を探そうと思ったのにまさかどっちも僕より優れているとは…。

ナポリタンを作って以降『炒飯』と『肉じゃが(牛肉無し)』を作ってみたがどちらも普通に美味い。僕が作る炒飯よりパラパラだし、僕が作る肉じゃがより柔らかく味がよく染み込んでいる。既にスコアは3試合3敗である。

調理時間5分の全自動炒飯

このままでは、ただ一方的に黒星を増やしていくばかりである。なのでこの機械にスマートな評価を下していくことで逆転を狙うことにする。

スマートなレビュー

まずはこのスマートオートクッカーのメリット、それは料理において「時短」と「省力化」が可能な点にある。
しかしこれだと楽できるだけのように思えるが、それだけでは無い。

例えば昨年、Uber Eatsの様なフードデリバリーサービスが大きな隆盛を迎えた。更には、新たにテイクアウトサービスを始める飲食店も多く存在する。
それには新型コロナウィルスの蔓延によるものが大きいだろう。しかしそれは、家庭で手軽に美味しい料理を楽しみたいという消費者が増えたという証拠でもある。
そう、この「手軽」こそが「時短」と「省力化」なのである。

そこで、そんな消費者にとっての新たな選択肢となるのがスマートオートクッカー『AX-C1BN』である。
少しでも手間を少なくし、尚且つ時間を取られず気軽に美味しい料理を楽しむことが可能な『AX-C1BN』は、デリバリー・テイクアウトに次ぐ3つ目の料理業界の革命なのである!

スマートになれる可能性のある人たち

なにもフードデリバリーやテイクアウトを利用している人だけが得する機械という訳ではない。ほかにも様々な方達に恩恵を与えられる。

ターゲット→ベネフィット
  • 普段から料理をパートナーに任せている人
    →料理をしてくれるパートナーの邪魔をせずおかずを作るお手伝いできる
  • 料理の時間がないけど子どもに暖かいご飯を食べさせたい親
    →ガスを使わず安全な上、自動調理で簡単に暖かいご飯が作れる
  • 小さな子どもの面倒を見ながら料理出来ない人
    →食材を準備するだけの自動調理なので子どもと遊びながら料理出来る

スマートなまとめ

以上のように、自分のためではなく他者のためにも利用可能なマシンこそがスマートオートクッカー『AX-C1BN』である。独身の時にこの調理機があれば良かったと思うばかりだ。

もし「興味はあるがまだ信じられない」という方がいらっしゃれば、騙されたと思って使ってみてください。
作って食ってみな、飛ぶぞ。

以上、お疲れ様でした

Bitly

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