プルルルルルルルルルルルウワァァァァァイィッッ!ウウゥワァッ!(ウルトラマンブレーザー、見た?)

特撮
スポンサーリンク

なんかすごいのが始まった。

ウルトラマンブレーザー
『ウルトラマンブレーザー』テレビ東京系 毎週土曜日あさ9時放送、9時30分より見逃し配信実施中

新番組『ウルトラマンブレーザー』
第1話「ファースト・ウェイブ」

2023年7月8日。子どももおじさんも皆んな大好きウルトラマンの最新作が遂にスタートした。

『デッカー』の終わりから『ニュージェネレーションスターズ(以下、ニュージェネ)』という名の新規ホイホイ古参ニッコリのシリーズ神総集編を経てようやく始まった今作。情報解禁から明らかにこれまでとは違う雰囲気を漂わせ、謎多き設定とか肝心な部分を隠しファンを煽るだけ煽り、仕舞いには『ニュージェネ』で放送日を引っ張れるだけ引っ張り倒し、遂に、いよいよこの時を迎えた。

いやー、正直めちゃくちゃ楽しみだった。昨日から始まったプライムデーの3000倍くらい楽しみだった。

そんな、出勤日なのに仕事そっちのけにしてスマホで視聴するほど楽しみで仕方なかった『ブレーザー』。
約30分の視聴を終えた最初の感想がこちら↓

出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)

なんかすごいのが始まった・・・。(2回目)

感想

放送直後の感想
出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)
出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)

シリーズを再び見るようになったのはつい最近のことだがこんなウルトラマンは見たことがない。
特殊部隊員同士のやり取りや現実味のある近未来兵装(ジェットパック「ダイダロス」)を使用したり、隊員たちが仰望する夜の街並みは本当に大型怪獣が出現かの様な演出など、やたらとリアルで臨場感のあるミリタリーSFを演出していた。(こう例えるとどちらに対しても失礼だが)庵野監督の映画『シン・ウルトラマン』と遜色ないクオリティだと言えるだろう。これでテレビシリーズの作品ってどんだけ本気で作ってんだよ。

出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)

なんといってもゲント隊長の頼れる上司感がヤバい。自分を含めた仲間全員の生還を1番とするところとか、残弾の無くなりつつある空中支援部隊とのやんわりとしたやり取りとか、単騎で危機に瀕した別小隊への救援に向かったりと、短い尺の間に上司として「こうあって欲しい」ムーブをいくつも行ってる。男としてこうありたいと思わずにはいられない。

ところでこの作品の顔であるウルトラマンはいつ登場するのか。どんなイベントが発生して変身するのか。

出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)

そうこう思っているとその時はやってきた。なんの前触れもないし突然過ぎる。

出典:『ウルトラマンブレーザー』第1話(新)「ファースト・ウェイブ」-公式配信-(https://youtu.be/CB2ES-RNfiw)

なんというか・・・声すごいね・・・

思っていたよりも野生味あふれるウルトラマンだ。宇宙からやってきた謎の生命体といえば人間よりも高位で高尚な存在を想像するものだが、今回のブレーザーは鳴き声といい闘い方といいなんか荒々しい。見た目の突飛具合にはすぐに対応できたが、この野生っぷりは余りにも衝撃的過ぎる。

まあ、考えてみれば未知の生命体なんだから言語体系と体捌きが理解不能であってもなんら不思議ではない。SFなんだからこれくらい謎が多くたっていい。

蕨野さんと田口監督のスペシャルインタビュー動画において、田口監督は変身アイテムについてこう言っていた。

とにかくハードSF路線にすればするほど、人間造形をリアルにしようって突き詰めれば突き詰めるほど変身アイテムって浮くんですね。で、そこを今回やってハッとして面白いなと思ったのは、そもそも地球外の訳のわかんない宇宙人の物がここに(腕に)付くってのは異物であって当然であると。だから、今回特に1話やった時に思ったんですけど、そこまですごくこうハード目にやって突然ビョンと付いた時に異物過ぎて逆にリアリティ出たなって思って。もう地球の人が考えたものに見えない物がボーンと付くみたいな。最終的にその絵に映ってゲントさんの変身するシーンを完成して見た時に「なんか宇宙の力だからいいんだなこれ」みたいな。

出典:新TVシリーズ『ウルトラマンブレーザー』主演・蕨野友也さん、田口清隆メイン監督 製作発表スペシャルインタビュー映像《YouTube版》 12:46 (https://youtu.be/LVzDoD0SPXM?t=766)

よくわかんない星の人なんだからよくわかんない奇声を発していたっていい。

思うこと

作品を見終え落ち着いた頭で作品を思い返してみる。

企業利益のためのグッズ展開優先の路線だったり、既定路線の踏襲によるシリーズの文化継承だったりと、制作側と視聴者側の中にある当たり前のバイアスを全て取っ払って本当に作りたい作品を作ったのだと感じた。もちろん、多くの人間が関わる仕事である以上利益確保は大事だし、これまでのシリーズに関わってきたクリエイターたちの残したコンテンツや技術を蔑ろにしていい訳ではない。売られるグッズを楽しみにしている子どもや大きなお友達もいるし、ウルトラマンを見て育ってきたファンは思っている以上に居ることだろう。

しかし、僕たち特撮ファンはこんな作品が見たかったのだと思う。やたらと喋らなくて剣や小道具でガチャガチャしないウルトラマンを見てみたいという思いもあるが、やはり大人がしがらみを極力廃し本気で作る作品はそれだけでも価値がある。

なぜゲント隊長の腕にブレーザーブレスが出現したのか。ゲント隊長の脳裏に浮かぶ未来のイメージの正体はなんなのか。3年前の爆発事故で何が起きたのか。ブレーザーは何者なのか。そもそもこの謎が全部明かされるのか。今後の展開から目が離せない。期待して視聴を続けて行こうと思う。

オマケ

放送開始から今日まで僕は2回本編を視聴した。何度見ても満足できる素晴らしい作品だったと思う。

が、これは僕のような大人の感想に過ぎない。そろそろ子どもが『ブレーザー』をどう思っているのか伺ってみたい。大人がいくら素晴らしい作品と評したところで子どもが受け入れられなくては『ウルトラマン』として看板倒れだ。

ここらで最近スーパー戦隊を見る様になったウチの息子に視聴してもらい、子どもなりの正直な反応を見てみてみたいと思う。

が、

〜視聴開始2分経過〜

息子
息子

キングオージャーが見たい・・・





ウルトラマンブレーザー 変身アイテム スタイル: 単品 通常品

・『ウルトラマンブレーザー』より、変身アイテムと2種のブレーザーストーンがセットになった「電光変身 DXブレーザーブレス」が登場!! 
・左腕に「ブレーザーブレス」を装着し、付属の「ブレーザーストーン」をセットすることで、 7つのフルカラーLEDを用いた回転発光(バーサライタ)ギミックによる全く新しい変身なりきり遊びが楽しめます! 
・単4乾電池3本使用(別売り) 
・対象年齢:3才~ 
・(C)円谷プロ(C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

Amazon.co.jp より

以上、ありがとうございまいした。

コメント