「ポケモンユナイト」にて、ランクマッチシーズン4が先日スタートした。
期間は4月28日〜7月21日までである。
プレイヤーたちのこれまで積み上げたランク及びレートは全てリセットされ、前シーズンの最終ランクに対応したランク帯から新たなシーズンが開始される。
当然ながら筆者のランクもリセットされ、今シーズンはエリートランク3からの再スタートとなる。
ちなみに、前シーズンの最終成績はマスタークラスのレート1700ぐらい。
そして、新シーズン開始から2週間と数日を経て、ようやくマスターランクに返って来れた。
今シーズンは割と早めにマスターまで上がれた方だとは思う。しかし、正直言ってかなりキツかった。もしかすると、前シーズン終盤よりも混沌とした環境なのではないだろうかと思うくらいだ。
今回は、シーズン4のカオスな環境についてと、今回メインで使用したポケモンについて本稿にまとめてみた。
ランクマッチシーズン4について
現在の環境(4/28〜)
前述した通り今シーズンはかなりキツい。
その惨状を泥沼と例えても差し支えない程に混沌としており、勝ち続けては連敗の繰り返しが余りにも多く、結果としてエリート帯とエキスパート帯の反復横跳びをずっと繰り返していた。
負けの原因として「プレイヤー同士の連携不足」が敗因の大半を占めるが、残念なことにこれは仕様であり、ゲーム自体が抱えている持病みたいなもので、こればかりは上手く付き合っていくほかない。なので、実質的な敗因は「環境の変化」によるものが大半を占めることになる。
今回も新シーズン開始に合わせてゲームのアップデートも行われ、いつものように不具合の修正とバトルパス等の更新、そしてポケモンの能力・わざが一部調整された。このポケモンの調整がいつも上手くいっておらず、その度にネット上で話題になる。具体的な調整内容は公式HPへどうぞ。
調整されたポケモンの中で特に変化を実感したのが「ファイアロー」だ。今回の調整によって自慢の火力は大幅にダウンしてしまい、前シーズンで見せたトラウマレベルの大暴れっぷりは今では見る影もない。勿論使用者によって脅威となるが、対面しても以前ほどストレスに感じることがなくなった。
ファイアローの環境からの墜落。これにより新たな環境の強ポケモンたちが台頭し、対戦で大暴れをしている。強ポケモンの中でも特に印象的だったのが「ギルガルド」「ゲッコウガ」「カメックス」の3体だ。ザックリと紹介しよう。
環境ポケモン①ギルガルド
- 今回のアップデートによって強化されたポケモンの1体で、高火力と高耐久を手にしたことで一躍環境入りした。
- 長射程の[せいなるつるぎ]からの連続強化攻撃がとにかく強く、筆者はこのコンボに幾度となく苦汁を嘗めた。[せいなるつるぎ]発動時の三角形は、かつての[ブレイブバード]の円に変わる新たなトラウマとなった。
- [ワイドガード]も地味に強力。このわざに釣られ殴った後に[せいなるつるぎ]のコンボを喰らって負けるパターンが多い。
環境ポケモン②ゲッコウガ
- 中央でやたら見かけると思ったら、公式アナウンスには無い調整で[わざ1]の火力が底上げされたらしい。汚いさすが忍者きたない。
- [えんまく]を採用しているプレイヤーが多い印象。このわざを喰らって取り逃がすパターンが非常に多く、気付いたら敵集団に囲まれていたりまする。あと紙耐久のくせにやたらと生存能力が高いのはこのわざのせい。汚いさすが忍者きたない。
環境ポケモン③カメックス
- 最近やたら見かけるようになったポケモン。見かけたら大概回っている。ベイブレードかな？
- [高速スピン]と[しおふき]の組み合わせがとにかく強く、妨害耐性効果・高火力・移動中全範囲という贅沢な技。耐久の高いタンクが使っていい技ではない気がする。
- これまた広範囲な上に瞬間火力の高いユナイト技も強力。この技のことをローリングバスターライフルと呼んでいるのは恐らく筆者だけだろう。
以上が現環境で大活躍中の3ポケモンである。5月17日時点ではまだ再調整のアナウンスが無いところを考えるに、しばらくは上記3ポケモンに震える毎日が続きそうだ。
マスターランクまでに使用したポケモンについて
今シーズンの環境の変化にも良いところはあり、とりわけ良い調整だったのがファイアローの能力調整だ。これにより、これまでランクマッチで使い辛かった推しポケモン「リザードン」や、以前記事にもした「マリルリ」を使ってもなんとか戦っていけるようになれた。
トレーナー情報によると、新シーズン開始からマスターランクまでの累計対戦回数は約150回（スタンダードも含む）で、内訳は「リザードン」68回（45％）、「マリルリ」39回（26％）、「カビゴン」29回（19％）、その他16回（10％）となった。使用率上位3体を現環境で使って見た感想を以下にまとめてみた。
シーズン4使用ポケモン①リザードン
- 現在累計使用回数290回の最推し。ゲーム開始時に見た目に惹かれコインと交換したが、対戦ではイマイチ活躍出来なかったポケモンである。以前のアップデートで移動しながら技が撃てるようになり、使い易さが格段に上がった。
- アイテムは軽石・力の鉢巻・ピントレンズのスピーダー持ち。なんか軽石が流行っているみたいなのでとりあえず装備してみた。
- 前述した強ポケモンには敵わず、結局ユナイトで焼きつくす戦法を取ることになる。
シーズン4使用ポケモン②マリルリ
- 編成に迷った時にとりあえずで選択するポケモン。環境に合わない性能をしていたが、ファイアローの弱体化によって以前より生存率が上がった気がする。
- アップデートによって［うずしお］でも火力が出せるようになった代わりに［アクアテール］のバリア無視効果と共にアイデンティティが1つ消滅した。
- 筆者のプレイングが下手クソなせいか、弱った敵にユナイト技をぶつけて確殺するしか仕事がない。誰かマリルリに仕事を下さい。
シーズン4使用ポケモン③カビゴン
- 編成に迷った時にとりあえずで選択するポケモン2。環境ポケモンのカメックスにより影が薄くなってしまったが、カビゴンの序盤性能の高さは中々なものである。
- 力の鉢巻で火力を底上げし、序盤でダンベルを積もうとする相手に嫌がらせをする簡単なお仕事。亀戦では［じたばた］で高いダメージソースにもなれる。
- 試合後半では［とおせんぼ］による妨害をしつつ、積極的に前に出て敵のタゲを取る簡単なお仕事。運用としては邪道な気がするが、他プレイヤーからはどう思われているのだろうか？
以上が今シーズン使用したポケモンの評価である。結局メインで使うポケモンが定まっておらず、なんとなくの流れで選択したポケモンをそのまま使っている気がする。流石にこのままレート戦を走るのはしんどいかもしれないので、しばらくの間は他のポケモンも使ってみつつ、自分に合ったポケモンを探してみようと思う。
以上、ありがとうございました。
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