今月の読書報告 〜1月編〜

書籍
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お疲れ様です卍

令和4年を迎えてから早くも1ヶ月が過ぎようとしている。この間正月休みが終わったと思ったのに時間の経過が早過ぎる気がするの僕だけだろうか。

いや、新年に限った話ではないわ。
毎月末日を迎える度に思ってるわコレ

時間経過の認識が変わってきた事よりも、毎月こんな事に焦りを感じてる事にショックだわ。

もっと1日1日の質を上げて、こんなしょうもない事を考えない様にしなければ。

まあそうは言っても今月は少し頑張れた方だと思う。
なにせ年始に立てた目標『読書1ヶ月3冊』をひとまず達成出来たからだ。いやぁ、やはり具体的で実現可能な範囲の目標は、モチベーションを維持しやすいし自己肯定感も上がりますね。

そんな訳で今回は【今月の読書報告 〜1月編〜】と題して、1月に読んだ本を紹介し、それぞれの本の解説を雑にやっていこうと思います。

一部別記事と重複してしまう内容があると思いますが、どうかご容赦いただけますと幸いです。

今月読み終えた本
  1. 【喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと(永松茂久)】
  2. 【その着せ替え人形は恋をする(福田晋一)】
  3. 【自己肯定感を上げる OUTPUT読書術(アバタロー)】
  4. 【誰からも「できる!」と思われる 大人の語彙力ノート(齋藤孝)】

喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと(永松茂久)

喜ばれる人になりなさい 発売記念特設ページ | 永松茂久オフィシャルサイト

※別記事にて紹介済みなので詳しい解説は省かせていただきます。


詳しくは過去の記事へ↓


タイトルにも書かれている通り、母親と子どもをフォーカスした内容の本であり、親子がお互い元気な内にしっかり向き合う必要性に気付く事が出来る本でした。

何よりも良かったのは、著者の母が著者自身に言った数多くの言葉である。僕自身も現在育児に奮闘している身なので、その言葉の数々はどれも役立つものばかりでした。

この本を読むことで、自分の母親がどんな苦労をして自分を育ててくれたのか思いを馳せてみるのもいいかも知れませんね。

今育児を頑張っているママ・パパには是非読んで頂きたい1冊です。

その着せ替え人形は恋をする(福田晋一)

その着せ替え人形は恋をする ヤングガンガン -SQUARE ENIX-
五条新菜(ごじょうわかな)は雛人形の顔を作る 「頭師」を目指して修業中の男子高校生。 趣味や好きなも...

1月からアニメ化された同タイトルの原作である1冊。

YouTubeに上がっていたPVを見て気になっていたところ、Kindle Unlimitedで1巻だけ無料だったので試しに読んでみた。

×イケメン陰キャと陽キャJK ◯拗らせ男子とオタク女子

最初にアニメのPVを見た時に思ったのが「イケメン陰キャと陽キャJKが服を作る話か!」と雑に認識していた。よくある「オタクに優しい女子」系のアニメなのかと。しかしそんなことはなかった。

その実態は「雛人形に恋をした拗らせ男子とえげつないアダルトゲームを嗜むオタク女子がコスプレ衣装を作る話」だった。ヒロインが「オタクに優しい女子」である事は変わらないが、思っていた印象とは全く違ったのである。
今まであるようで無かった設定なだけにもう既にこの漫画面白そうだと思った。

結構アダルトな作品だった件

ちゃんと調べずにKindleで読んでみたけど、よく見れば掲載雑誌はヤングガンガンと書かれており、所謂青年漫画である。おかげでアレな表現が結構多くて焦ってしまった。

所々そういう表現が多かったものだから、家族に読んでいる所を見られないようにするのに必死だった。もしリビングでアニメを見始めていたなら、危うく食卓が凍りつくところだった。

しかし1巻を読んだ段階でも分かったが、どのキャラもしっかりとキャラが立っている。例えば主人公にしても、よくある「なよなよした男子」では無く、過去に闇を抱えた雛人形狂いとして描かれている。

そしてヒロインについても、前述した「オタクに優しい女子」だけでは無く、「可愛いコスプレに憧れるオタク女子」の要素が加えられ、強烈なキャラとして作品全体を牽引している。

やはり読んでみないとわからないものだ…。

2巻以降について…

ここまでの感想は全て1巻を読んだだけのものだが、2巻以降をどうするか迷っている。
青年漫画的表現の多さについても少し考えているが、1人になった時にコソコソ読めばいいだけの話だからまだいい。
問題はアニメの方も気になって来たからである。

このままアニメの進行を追い越して読み進めるべきか、アニメを追った後に原作を読むか、非常に悩ましい所である。
ゆるキャン△をアニメで追っていた時は直ぐに原作を揃えてしまったが、今回はどうしたものか。
もう少しアニメを見て判断したいと思う。

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術(アバタロー)

アバタロー
📘日本最大級のオンライン読書コミュニティ Book Community Liber ~本と仲間と出会...

読書の方法についての悩みや考えたかが上手く言語化されていた。そしてその悩みを全て肯定し、本質的な考え方へ導いてくれる。
なにより読んでいて気持ちが良かったし、この本を読むだけでも自己肯定感がかなり上がった気がした。

更に、この本は読んだ本のアウトプット方法について特化しており、本の選び方から読み方まで体系立てて解説されている。
まさに僕に向けて書かれたと言っても過言ではない1冊である。

こんな人に読んでもらいたい
  • 読書に慣れてない人
  • 読み方や読む速さに悩む人
  • 読んだ本をアウトプットしたい人

読書の悩みを解決出来る

特に1章の「読書に関する3つの誤解」という節において、読書についての日頃の悩みが誤解であったと気付くことが出来た。

僕は本を読むスピードが遅くて読める量も他の人よりも少ないのが悩みだった。

しかし、そもそも1冊を隅々まで読み込む必要性が無かったし、読む速度と量もマイペースでも何も問題は無かった。大事なのは読書の目的が明確になっているかどうかであり、「目的が先で方法が後」なのだ。

「読みたいところを読めればいい」くらいの割り切った読み方でいいと気付け、気持ちが楽になる事が出来た。

書評記事作りの教科書に

OUTPUT読書術というタイトルに寸分違わず、アウトプットするためのノウハウが事細かく書かれている。

ブログ運営において、ウェブマーケティングや記事の構成について事前に勉強をしていたが、本書では「読んだ本を誰かに発信する」という事に完全特化している。

ターゲット設定や構成作り方法だけでは無く、質の高いインプット方法から読書の心構えと集中力の高め方など、とことん読書について突き詰めており、書評の真似事のような記事を作って来た僕には最適な1冊である。

本選びの悩みが無くなる「投資家的選書」

前述した通り、僕は読書の速度と量が悩みであったが、もう一つ悩んでいることがある。それは本選びである。

僕は基本的にKindleで読書をするので、よくアマゾンの電子書籍のページを漁っている。しかし、大体の場合は漁るだけで終わり、中々読むところまでいかない。1週間の内に1冊見つけられるかどうかである。

本書では、世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏の投資における心がけを選書に当てはめた「投資家的選書」を提案している。その選書方法がとても合理的で僕にはピッタリなやり方だと思った。

その中でも投資家的考え方の一つに「自分が理解できるレベルの内容であること」とあるが、この考え方には選書に悩んでいた僕には腹落ちの考え方だった。

速度と量の悩みと同じで、僕は周りの目や体裁にこだわり過ぎていたのかもしれない。本を読む目的をハッキリさせるという自己理解こそが、本選びに必要な作業であったのだ。

実は読書というのは思っていたよりも単純なものだったのかもしれない。

誰からも「できる!」と思われる 大人の語彙力ノート(齋藤孝)

大人の語彙力ノート | SBクリエイティブ
ベストセラー17万部突破の『語彙力こそが教養である』の著者・明治大学齋藤孝先生が、 普段気になる「語...

僕は当サイトで記事を書くことにおいて常々悩んでいるのが自身の語彙力の無さである。

昔から思っていたが、僕は文章を作っているとどうしても感想文のような物が出来上がってしまう。

その原因を自己分析してみた結果、同じ語彙を何度も使い続けるレパートリーの無さと、表現が子どもっぽくなってしまうのが理由として考えられる。

有名作家さんや有名ライターさんの作る文章にはオシャレな言い回し・言い換えがふんだんに使われているが、「僕もそんな文章を作りたい!」そう思って買ったのがこの本である。

実はこの本、1月に読んだ本の中で唯一の紙媒体である。こういった本は、その都度読むことの出来る状態で手元に置いておきたくなるものだと思っている。

しかし読んでみてから気がついてしまったが、この本は対面での会話の方に特化した本である事が分かった。

ブログ運営のためにはあまりならないが、本業でお客様と会話する際にはかなり役に立つのではないかと思う。まあこれはこれで結果オーライなのかもしれない。

語彙力の無い理由は序文で既に書かれていた!

この本の基本的な作りは、日常的に使われる「話し言葉」を「適切な場面で使える言葉」に変換し、その言葉の意味と起源を解説していく形の本になっている。いわばカンニングペーパーのように、困った時に読む本として使っていくのが正しい読み方なのかもしれない。

しかし、最初のたった5ページには語彙力の無い人の特徴とその理由が細かく書かれていた。あまりにも腹落ちする事が書かれていたため、ある意味本文よりも濃い内容だったかも知れない。

なぜ語彙力が少ないのか。それは活字離れによって新しい言葉に出会わなくなったからである。新しい言葉が頭に入ってこないから、普段のコミュニケーションにおいて決まった言葉しか使わない。結果としていつも使う言葉だけで生活が事足りてしまう。

これには完全に当てはまっていた。読書を始めたのもごく最近の話で、知らない言い回しに出会うことがほとんどない。それにSNSやネット掲示板においてネットスラング乱用や、雑な短文を投稿することによって、語彙が更に低下してしまっている。

言葉を知らないし、使わないから語彙力が無いのは当然である。有名作家さんや有名ライターさんだって普段から新しい言葉を吸収していた事で、人を惹きつけることの出来る言い回しや表現を身につける事が出来たのだろう。

何事も勉強無しで身につくものは無いという現実を再認識させてくれる素晴らしい序文でした。

まとめ

月末までに読み終えた本の紹介でしたが、いかがだったでしょうか?
最近は勉強のためにもっぱらビジネス本を読み漁っていましたが、たまには知らない漫画に手を出してみるのも悪くないですね。

さて、4冊中2冊がアウトプットに関連する本であった様に、僕自身が自己表現に悩みを抱えており、常々どうにかしたいと考えている。
そこで今回は、年始に立てた目標の報告を理由にして、心に思ったことを文書にして発信させてもらった。
どんな形であれ学んだことをアウトプットする訓練を積むことで、理想の自分に近付くことが出来れば何よりも嬉しい。

2月もこの調子で緩く続けて行こうと思うので、次回の読書報告もよろしくお願いします。

   

  

以上。

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